世界へ羽ばたいた「日本の宝」
12月5日、ユネスコの世界文化遺産に登録。
建築物としての独創性と、自然・海とが織りなす空間が高く評価されました。
広島湾に浮かぶ厳島(宮島)は、古来より島そのものが神として信仰の対象となってきました。
その海上にそびえる嚴島神社を中心に、自然と建築が見事に融合した景観は、
1996年(平成8年)12月、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
そして2026年、世界遺産登録から30年という節目を迎えます。
守り継がれてきた歴史を未来へとつなぐ、新たなる一歩がここから始まります。
12月5日、ユネスコの世界文化遺産に登録。
建築物としての独創性と、自然・海とが織りなす空間が高く評価されました。
台風18号により、国宝の東回廊が倒壊するなど甚大な被害を受けました。
しかし、全国からの支援と職人の技術により、翌2005年(平成17年)にはすべての修復を終え、元の美しい姿を取り戻しました。これは文化財保護の重要性を再認識する契機となりました。
震災の犠牲者を悼み、島内でも復興の祈りが捧げられました。
世界遺産を持つ地として、人と人との絆を深める機会となりました。
約70年ぶりとなる大規模な塗装と修復が行されました。
檜皮葺(ひわだぶき)の葺き替えや、足場に包まれていた大鳥居が再び姿を現した瞬間は、新たな時代への号砲となりました。
各国首脳が嚴島神社を訪問。
宮島が「平和の礎」であると同時に、世界へ平和を発信する場所として、その存在感を改めて示しました。
守るべき伝統を守るだけでなく、変化の中で挑戦を突き詰める「開かれた歴史」へ。
世界中からも愛されるこの島の輝きを、未来へ。宮島は、皆様とともに新たな航海へと歩み出します。